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立命館大学 教授 上田眞理砂(博士 言語文化学)
現在、大学生に高校でどのようなリスニング指導を受けてきたのかを尋ねてみると、「わかるまで何回も注意して聞きなさい」という回答が大半です。その『指導法』は過去数十年間、大きな変化はありません。また、リスニングに関しての問題点を尋ねてみると、
「聞いただけではわからないが、見たら(読んだら)わかる」と、非常に多くの学生が答えています。
「わかるまで何回も注意して聞きなさい」という『指導法』では「聞いただけではわからないが、見たら(読んだら)わかる」という問題が解決していないことがわかります。
そこでこのサイトでは、「理論とエビデンスに基づいた効果的なリスニング指導法や学習法」を具体的にわかりやすく紹介します。このサイトは、日本学術振興会 科学研究費JP17K03037の助成および立命館大学 研究成果 国際発信制度の助成を受けたものです。
「理論とエビデンスに基づいた効果的なリスニング指導法や学習法」は、中級学習者を対象にしており、大阪大学 言語文化研究科へ提出・受理された私の博士論文における研究結果を元にしています。この指導法や学習法には、以下4つの特徴があります。
日本人英語学習者の中で最も人数が多い中級学習者に特化
この指導法や学習法は中級学習者を対象としていますが、理由は人数が
一番多いからです。
TOEIC®公式データによると、リスニングの平均スコアは、
2022年が317点、2017年が333点と、中級学習者である166~330点に
位置しています。
日本人全受験者の約68%以上がリスニングにおいて中級学習者なのです。
これは日本で2022年や2023年だけでなく、
他のアジアや南米の多くの国にも共通しています。
日本人英語学習者の大半がリスニングにおいて中級学習者なのです。
一番多いからです。
TOEIC®公式データによると、リスニングの平均スコアは、
2022年が317点、2017年が333点と、中級学習者である166~330点に
位置しています。
日本人全受験者の約68%以上がリスニングにおいて中級学習者なのです。
これは日本で2022年や2023年だけでなく、
他のアジアや南米の多くの国にも共通しています。
日本人英語学習者の大半がリスニングにおいて中級学習者なのです。
学習者のリスニング能力に応じた最適の指導法や学習法
まず、リスニング能力を標準テスト*2で測定し、自身のリスニング能力を客観的に把握します。
リスニング能力の測定や分類に標準テスト*2とMALQ*3の使用
リスニング能力の向上に不可欠であるメタ認知*4スキルの紹介
2011年に日本で実施されたTOEIC®データに基づく。
「標準テスト」とは、安価もしくは無料で入手可能で、なおかつCEFRや他の国際的に認知されているテストと互換性があるテスト。
リスニングにおけるメタ認知を調査するアンケート (Vandergrift, L., Goh, C., Mareschal, C., & Tafaghodtari, M.2006)
「メタ認知」とは、「リスニングにおける自身の理解度をモニターし、足りない点を意識的に補うこと」を指します。